宵山

夕方5時ころに家を出て三条川端 檀王法輪寺の師匠の教室に向かう。
夜は祇園祭宵山、三年ぶりの開催で市内中心部は、たいへんな混雑が予想されるところ。
いつものように桂駅から阪急に乗ると、乗り合わせた方が「今日は祇園祭でたいへんな混雑なので一緒に行きましょう」と、途中までサポートをしてくださった。音楽をされているとのことで背中にはホルンを背負っておられ、練習の帰りとのこと。もっと色々なお話ができればと思っていたら、あっという間に駅に到着。お礼を言ってそれぞれの向かう道へ。
帰りには、三条駅で東京から祇園祭を見に来たというグループの方に声をかけて頂いて、これから四条に向かうとのことだったので、そこまでサポートをしてもらいつつ、見えないながらも道案内。三線のことやら祇園祭のことやら話が弾み、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
白杖を片手に混雑の中を歩くことは大変ですが、それだけ人と出会う可能性も高く、こうした人との出会いに心が弾みます。
この宵山には30万人の人が訪れたとか、一人一人、それぞれにとっての宵山があったことでしょう。これから祇園祭は後半、後祭りとなり、京都の夏はまだまだ続きます。